今週で9月回定例会が終了。決算認定では、幹事長が市長に対して、行財政改革の断行を求めました。それに対するレスポンスを12月の一般質問で確認することになります。
時間は経過しましたが、前回の続きです。子ども支援局に関する質疑です。
①保育所等への室内カメラの設置
6月定例会の一般質問の続きです。一度のやりとりで完了しないのがこの世界。保育士やこどもを守るという観点の有効性は一定共有できたので、あとは予算の問題かなと感じています。の国の補助制度では不審者対策として出入口などに設置するカメラは対象ですが、室内への設置は対象ではありません。国の補助対象となれば可能性が高まることから、市も国に要望することを検討するとのこと。私も同党の国会議員に補助対象を広げるべく働きかけます。時間はかかりそうですが、保育士と子どもを守るために引き続き取り組んでいきます。
※令和5年度の国の補正予算において日本版DBS対応の補助事業に単年度ですが、カメラ設置も対象となりました。また、後日、こども家庭庁の職員とこの件で意見交換をしたところ、令和7年度予算に向けての検討事項であることの確認もできました。
②西宮市幼児教育・保育のあり方
同じく6月定例会の一般質問の続きです。
1 現在の検討状況について確認。20年後、30年後も見据えたあり方が必要と指摘。
2 新たにできる公立認定こども園の職員の給与表について。組合との交渉事項になるので、詳細は確認できませんでしたが、保育士の給与の公私間格差の是正という観点もふまえたものにすべきと指摘。そもそも民間であろうと公務員であろうと保育所等で働く保育士の仕事量も内容もほぼ同じです。
④異次元の少子化対策が西宮市にもたらす影響
保育士の経験からすると、どこを向いているのかわからないという点での異次元。配置基準の見直しで市の持ち出しが減るなら、その分は市全体の予算で考えるよりも、子どもや保育士のために使うべきという趣旨。局を超える項目になるので一般質問で改めて。
➄超過勤務時間
局内の課を比較して明らかに時間が多い課について原因と今後の対策を確認。今、当たり前と思っている業務が必要なのかどうか確認することも伝えました。業務改善のために導入したにも関わらず、逆に手間がかかったり、費用対効果がなかったりするのであれば、やめたら良いんです。当たり前と思ってることに対してフラットに捉えなければならないというのは自分もそうですね。
公式の場で質疑できる機会は、他に一般質問や通常の常任委員会もあり、どこで質疑すべきかを分けています。予算や局を超えた調整が必要な場合は一般質問になります。委員会には議員が8人いますので、同じ項目でもそれぞれの視点から突っ込んだ質疑がされています。
教育委員会に関しては
①西宮浜義務教育学校
広報や災害時の対応について
②公立幼稚園の運営
公立認定こども園として公立保育園とともに集約されていきますが、園児数が減少しており、方針が決定するまでの効率的な運営について
③学校のプール
川崎市でプールの水の出しっぱなしにして損害額の半額を校長と教諭に請求した事案に関して、本市では水をだしっぱなしにしないための対策について
④課の名称
➄超過勤務時間
について質疑しました。